認定けん玉とは

認定けん玉とは日本けん玉協会が公認した<実用新案・意匠登録済>のけん玉で、けん玉認定検査に合格した競技用けん玉(F16-2型)のことです(相似形の中型けん玉等は、別途推奨品として分類されています)。認定けん玉には、けん玉の発展に大きく寄与した様々な工夫がなされています。認定けん玉は、級段位認定会や公式大会にも使用され、その歴史は、日本けん玉協会がけん玉の普及に努めてきた歴史そのものでもあります。日本けん玉協会の活動に賛同される皆さんに、協会と同時に、認定けん玉も応援していただければ幸いです。

糸取り付け穴の工夫
日本けん玉協会初代会長の藤原一生氏がけん玉の伝承活動を開始した1975年頃、けん玉は玉及び皿胴部分にU字、またはコ字型の金具が打ち付けられ、そこに糸が結び付けられているもので、糸がすぐにほどけてしまうことがありました。また、玉を持ってけんをぶら下げた時の角度が様々で、玉を持って行う技がやりにくいものでした。それらの問題を克服するために、玉に糸穴をつけてビーズで糸よれを防止し、さらに皿胴に穴を開けて糸を通す、糸取り付け穴が考案されました。この穴によって糸がほどけることがなくなるとともに、ぶら下げた時のけんの角度が一定となり、ふりけん、飛行機等、多くの技を行うことが可能となったのです。糸取り付け穴は皿に乗せる技中心のけん玉からの脱却につながり、けん玉の技の可能性を大きく広げました。また、糸取り付け穴は左右に備えられ、左利きの人も同様の条件で技を行えるように配慮されています。

糸取り付け穴の工夫
日本けん玉協会初代会長の藤原一生氏がけん玉の伝承活動を開始した1975年頃、けん玉は玉及び皿胴部分にU字、またはコ字型の金具が打ち付けられ、そこに糸が結び付けられているもので、糸がすぐにほどけてしまうことがありました。また、玉を持ってけんをぶら下げた時の角度が様々で、玉を持って行う技がやりにくいものでした。それらの問題を克服するために、玉に糸穴をつけてビーズで糸よれを防止し、さらに皿胴に穴を開けて糸を通す、糸取り付け穴が考案されました。この穴によって糸がほどけることがなくなるとともに、ぶら下げた時のけんの角度が一定となり、ふりけん、飛行機等、多くの技を行うことが可能となったのです。糸取り付け穴は皿に乗せる技中心のけん玉からの脱却につながり、けん玉の技の可能性を大きく広げました。また、糸取り付け穴は左右に備えられ、左利きの人も同様の条件で技を行えるように配慮されています。

糸取り付け穴の進化
均一な規格をもったけん玉の登場で、様々な技が開発されていきました。日本けん玉協会では技の進化を進める会員をサポートするとともに、けん玉そのものの研究を続け、糸取り付け穴に更なる工夫をしました。けんをふりだして行う技、例えば一回転飛行機などでは、回転するけんの制御が非常に重要です。すなわち、けんが大皿と小皿を結ぶ平面で回転すると、けんの回転が安定するとともに視認性が向上し、成功率が飛躍的に上がります。研究の結果、けんをふりだすときのけんの動きは取り付け穴の位置によって変わることがわかりました。日本けん玉協会ではこの穴の位置が変わった時のけんの動きを詳細に検討し、現在の取り付け穴が最適であることを見出しました。皆さんのけん玉を見てください。穴の位置がけんの中軸から小皿側に少しずれていることに気がつくはずです。このような小さい工夫がけん玉の技をやりやすくしているのです。

皿のふちやすべり止めの丸み
現在の認定けん玉は皿のふちやすべり止めが丸められています。けん玉を一度手から離す、いわゆる空中技を行った時に、けん玉を落としてしまうことがあります。皿やすべり止めが角ばっていた従来のけん玉では少しの衝撃で角がかけてしまうことがしばしばありました。角の丸みを持たせた認定けん玉は、衝撃に対する強度を改善した環境にやさしいけん玉なのです。

すべり角の均一化
日本けん玉協会では、けん玉の上達度合を測る手段として、級段位の認定とけん玉競技の活性化を行ってきました。これらはけん玉に対する興味を継続させ、けん玉をより面白いものにするために大きな役割を果たしました。この活動と連動して、けん玉協会ではけん玉の品質を一定化する努力を行ってきました。この頃、「灯台」はけん玉名人になるための大きなハードルでした。玉がすべりやすく灯台ができにくいけん玉はけん玉の普及の妨げになりますし、灯台が止まりすぎるけん玉も競技としてのけん玉の面白みを半減すると考えたのです。そこで、すべり角の均一化を行い、技のレベルを一定にして、名人になるための関門「灯台」を‘努力’してできるようになる、そんなけん玉を目指したのです。

塗装の多様化
けん玉は更に進化を続け、玉またはけんを持って行う技のみならず、「宇宙遊泳」に代表される空中技、特殊な角度でけんをとめる「月面着陸」、糸を巧みに操る「扇風機」など、技もどんどん多様化し、いつの間にか「灯台」ができれば名人、というレベルをはるかに超えるようになりました。
さらに、けん玉といえば赤い玉という時代から、様々な色のけん玉が発売されるようになり、自分の好きな色のけん玉を使いたいというニーズが増えてきました。そこで、日本けん玉協会では、級段位の認定や競技を公平に行うためにけん玉は一定の品質をもつべきであるという基本方針を転換し、けん玉を使用する人の多様化するニーズに応えるため、認定けん玉におけるすべり角の規定をなくすことにいたしました。また、従来は玉へ模様を入れたり、けんへの塗装することは禁止していましたが、現在は玉の模様やけんへの塗装の制限はつけていません。よってこれからはすべりにくいけん玉やカラフルなけん玉など、多くのけん玉が認定けん玉として発売されることになると思います。皆さんはこれらのけん玉の中から自分の好きなけん玉を選んでプレイすることができるようになったのです。

日本けん玉協会認定けん玉の応援をよろしくお願いします
日本けん玉協会は設立時から今日に至るまで、けん玉の研究を続けてまいりました。けん玉普及の歴史はけん玉の改良の歴史でもあります。今皆さんが使っているけん玉は多くの人の研究成果の結晶なのです。今後も我々はけん玉の改良と共に普及活動を続け、皆さんが楽しくけん玉を続けていけるように努力していくつもりです。今後とも日本けん玉協会の認定けん玉を応援していただけますようお願いいたします。

認定けん玉一覧
2013年8月31日現在、日本けん玉協会が認定した認定けん玉は下記のとおりです。その他、現在は製造していない認定けん玉も使用できます。

 

認定製造業者:山形工房

再加工の禁止
日本けん玉協会では、皆さんに安心して品質のいいけん玉を使ってもらうために、「完成品」に対していくつかの試験を実施し、これに合格したものを認定けん玉としています。したがって、購入後に、再塗装や形状に手を加えるなどの再加工を施したものは認定けん玉とは認めておりません。最近、独自の塗装を行ったけん玉が認定けん玉として販売されておりますが、日本けん玉協会ではこれを認定けん玉として認めておりませんのでご注意ください。ただし、個人が楽しむものとして、名前やサインを行うものはこの限りではありません。

コラボレーションけん玉
独自の塗装を施したけん玉を開発されたい方は、ぜひ日本けん玉協会にご相談ください。「完成品」の検査は実施いたしますが、様々なけん玉の可能性を考えていきたいと日本けん玉協会では考えています。